家づくりを考え始めたとき、
- まずは住宅展示場に行く?
- 間取りを考える?
- 土地探しから?
何から始めたらいいのか分からない、という方がとても多いです。
実際には多くの方が
- 間取りから考える
- SNSで情報を集める
- 住宅会社に相談する
という流れで進んでいきます。
でもここに、少し落とし穴があります。
間取りの前に考えてほしいこと
それは
**「暮らしの整理がされていないまま進んでしまうこと」**です。
住んでみてから
- 収納が足りない
- 動線が使いにくい
- 思っていた暮らしと違う
こういったことが起こるのは、
“暮らし”を考える前に“形”を決めてしまうからです。
私自身の経験から感じていること
これまで、いろいろな住まいに住んできました。
実家、アパート、マンション、戸建て賃貸…。
住み替えを重ねる中で感じてきたのは、
「どの家にも、少しずつ違和感がある」ということでした。
暑さや寒さ、動線の使いにくさ、収納の不足。
そのたびに、家に自分を合わせるように暮らしてきました。
だからこそ今は、
「暮らしを考えずに家をつくると、あとで調整がいろいろと必要になる」
と感じています。
本当に最初にやるべきこと
では、家づくりは何から始めればいいのでしょうか?
それは
**「今の暮らしを知ること」**です。
例えば
- どこで着替えているか
- 洗濯はどこで干して、どこにしまっているか
- よく使うモノはどこにあるか
- 1日の動きはどうなっているか
こういったことを整理することで、
自分たちに合った暮らしの形が見えてきます。
暮らしやすさは、最初で決まる
収納や動線は、あとから工夫できると思われがちです。
でも実際には、
最初に考えておかないと、ずっと使いにくいままになることも多い
と感じています。
ただ一方で、
今の状態に合わせすぎてしまうことには注意が必要だと感じています。
例えば
- ランドセルの置き場所を作る
- 家族がいつもリビングで過ごす前提での部屋づくり
- 今の生活スタイルにぴったり合わせた配置
これらは一見とても良さそうに見えますが、
子どもの成長やライフスタイルの変化によって
数年で変わっていく可能性もあります。
また、
賃貸のお住まいから戸建て住宅を考える方は
「新しい家になれば収納も増えるし、設備も新しくなるから大丈夫」
と思われることも多いです。
でも実際には、
収納が増えても
使い方が合っていなければ、使いにくさはそのまま残ります。
むしろ、
どこに何を置くかが決まっていないと
新しい家でもモノの置き場に迷ってしまうこともあります。
家は長く使うものだからこそ
家は、数年ではなく
長い時間をかけて使っていくものです。
だからこそ
- 変化に対応できる余白
- 固定しすぎない設計
- 暮らしが変わっても使い続けられる工夫
こういった視点も大切だと考えています。
「今」と「これから」のバランス
家づくりで大切なのは
👉 「今の暮らし」と「これからの変化」のバランス
どちらかに偏るのではなく、
両方を見ながら整えていくことで
長く心地よく住める家になると感じています。
そしてもうひとつ、
どうしても変えにくいものがあります。
それが、暑さや寒さといった住まいの性能です。
どちらも、
家づくりの初期段階で考えておくことがとても大切です。
家づくりは「暮らし」から始める
間取りやデザインも大切です。
でもその前に、
日々の暮らしが無理なくできるかどうか
ここを考えることで、家の満足度は大きく変わります。
私自身、いろいろな住まいを経験してきたからこそ、
「最初に何を考えるか」で
その後の暮らしが大きく変わると感じています。
家づくりは、
間取りの前に、暮らしを整えることから。
そんな視点も、ひとつの選択肢として
考えてみていただけたらと思います。
